院長ブログBLOG
2018.08.21
コンピューターガイドの設計 りんご丸かじり出来る入れ歯の設計
おぎはら歯科クリニックも連休が終わり、
診療がスタートしていますが、皆様はどうお過ごしでしょうか?
本日は以前手術をした入れ歯の治療に関してお話いたします。
手術をされた患者様は、現在お使いの金属床義歯(上顎が金属で薄く作られている入れ歯)で、もっと硬い物も咬みたい、前歯で物をかじっても絶対に義歯が外れたくない、とのご希望により、インプラントを2本埋入しロケーターというアタッチメントで義歯を固定する事になりました。
通常であれば義歯も再作成になるのですが、患者様が今の義歯が大変気に入っており、今の義歯を改造して使いたいというご希望です。
金属床義歯はとても薄く出来ており、また金属の骨組みが入っているので、インプラントの配置がとても困難です。
ロケーターというアタッチメントを使用しますが、その許容角度が最大で40度までなので、骨の形状、義歯の内面の構造を考え、正確にインプラントを配置しないと義歯の着脱ができなくなります。
シムプラント(コンピューターガイド)上で義歯のデータをスキャンし、骨のデータに重ねて、義歯の内面のスペースと骨の関係を考えながらインプラントを配置していきます。(ダブルスキャン)
設計が出来ればサージカルステントといって、お口にピッタリ合う手術用の入れ歯のような物が出来上がってくるので、それをお口にはめ、空いている穴にドリルを入れて回転させるだけで正確にインプラントが骨の中に入ります。
歯肉にメスを入れる事もありません、とても短時間で正確に手術を行う事が出来ます。(フラップレス)

手術後には入れ歯がしっかりと固定されるので、患者様がリンゴ丸かじりが出来るようになります。
またゴルフをなさる方なので、飛距離も伸びるでしょうね。
患者様が喜んで下さる治療をこれからもしていきたいと考えています。
QOL(クオリティー、オブ、ライフ 生活の質)の向上、患者様の生き生きした人生、そして健康寿命の延長が、究極的な私の使命と考えております。